- 一緒に働く保育士さんたちとのコミュニケーションは良好
- 担当する子も保護者さんも大好き
- 療育のお仕事は楽しい
そんな思いがずっとあったので、
言語聴覚士としてのわたしを育ててくれた施設を辞めることの葛藤は、何年もありました。
言語聴覚士のお仕事は、できるだけ長く続けたい。
けれど感情労働が厳しめの位置にあるこの仕事で、心と身体を消耗せず働くにはどうすればいいんだろう?
高い専門性を求められるけれど、組織の考えに合わない専門性は必要ない。
自分自身の考えを殺し、組織の人間としての考えを言わなければいけない職場で
その答えをずっと探しながら働いてきました。
“お仕事を続けていく気力”って、自分でもビックリするくらいフッとなくなるんですね。
何年も続いた葛藤の終わりは、本当に突然でした。
施設側から提示された次年度の契約条件を聞いて、「辞めよう」とストンと落ちました。
「働く」って?
「小児の分野はこんなもの」
「非常勤だから仕方ない」
口を揃えるように先輩セラピストさんたちは、下っ端のわたしに教えてくれました。
「無駄に荒波を立てることはない」
そのことばはもちろん、施設側との対話を重ねた結果、生まれたものです。
けれど、そう言って別の施設へと転職する先輩たちの姿を見て
「同じことの繰り返しになるだけなのでは…!?」
と心の中で疑問を抱く自分がいました。
こういった出来事が何年も続いたことがきっかけで
わたしは先輩たちとは別の道を進もうと決意!
その選択が、副業でした。
これからの働き方・生き方
アフィリエイトで副業をしながら
「楽しい!」「やりたい!」と思えるだけのお仕事を続ける。
正直に言うと
アフィリエイトに挫折したこともありました。
けれど、潔く施設を辞める決断ができたのは
叶えたい未来のために努力を続けた結果だと思っています。
なぜなら『言語聴覚士』という肩書は、ただの肩書ではないからです。
それだけの時間とお金をかけて、自己研磨し続けた証だと思いませんか?
だからこそ、施設の都合いいように使われることがわたしの中で受け入れられませんでした。
複数の施設をかけもちしながら働いていたのでこれを機に、働き方を見直し。
言語聴覚士以外での収入の柱があったことで、
自分が「楽しい!」「やりたい!」と思える場所だけで働く道を選ぶことができました。
これからも大好きな療育現場に立ち続けるために
家族との時間を大切に過ごすためにいろいろなことに挑戦したいと思っています。