わたしのこと

娘の障害と母の決意②

前回の投稿では

娘の障害が分かったときの「お金の不安」を書きましたが…

娘の障害と母の決意①長女には、学習障害とADHDの特性があります。 わたしが「副業を始めよう」と思った大きなきっかけのひとつに 長女に障...

 

今回は、「生き方の悩み」についてです。

 

障害がある子はどんな大人になるのか

「苦手な読み書きをどうしよう」というより

わたしの悩みは、「この子にどうやって生き方を教えてあげよう」でした。

 

読み書きに苦手さがあるといっても、社会性は高い子なので

「人と関わりながら生きていくことはできるだろう」と思っていますが

正社員で働く未来が全く想像できませんでした。

(それはもちろん、今も)

 

 

じゃあ、どうすればいい?

 

  • 読み書きができるようになればいい?
  • 勉強ができて、良い高校・良い大学に入れれば安心?

 

けれど、わたしの不安はそこではありません。

 

  • 障害のある子が自己肯定感を失わず、社会で生活できるには何ができる?

 

 

そうやって悩み考えた結果が

母親であるわたしが、普通じゃない生き方を背中で見せてあげればいいんだ!

でした。

 

生き方の選択肢をみせる

正社員で働く親に

「あなたはあなたらしい生き方をしていいんだよ」と言われて

こどもは「そうだよね」と納得できるでしょうか。

 

自分で稼ぐ力をつけて、自分らしく生きている親に

同じことば言われた方が、ことばの説得力は強いですよね。

 

 

それに今は、正社員で働くことが正解の時代ではなくなってきました。

 

いろいろな働き方を選べるようになってきて

娘たちが大人になることにはもっと、働き方の選択肢は広がっているでしょう。

 

そのときに、娘たちが自分で自分の道を切り開けるようになるには

こどもの頃から親のそういった姿を近くで見て、学んで

「こういう生き方をしてもいいんだ」って

選択肢を持ちながら育っていけることだと思いました。

 

 

働くことはもちろん

生活のためであり、自分らしく生きていくためです。

 

それともうひとつ、

娘たちに生き方を見せるために、言語聴覚士のお仕事も副業も真剣に取り組んでいます。