ちょうどいい働き方

自分を好きでいる選択

社会人になって

15年くらい経ちますが…

 

正社員で働いた経験は

1年しかありません。

 

 

それがわたしの

長年のコンプレックスでした。

 

 

ここ最近、

体調不良で寝込んでいるのですが

 

苦しかった当時とは

すっかり考え方が変わったな

と思ったので記事にしました。

 

よろしければ最後までご覧ください。

 

 

カラダが弱いというコンプレックス

正社員で働く人に

わたしは今も

憧れと尊敬を抱いています。

 

それくらい

朝早くから夜遅くまで

週5日も働き続ける、ことが

カラダの弱いわたしには

難易度の高いことでした。

 

 

正社員で働いた経験が

1年しかないというのも

 

言い換えれば

 

みんなと同じように

正社員で働いて

稼いだお金で

たくさん遊んでみたい

 

ささやかな夢を叶えるため

無理を通して働いた1年でした。

 

 

案の定…

 

仕事を覚える

休まずに仕事へ行く

それだけで精一杯で

 

仕事終わりや休日に

職場の人や友だちと

出かける元気も体力も

ありませんでした。

 

 

なんでわたしは

みんなと同じように

働けないんだろう?

 

体調を整えるために

お金も時間も消えていく。

 

布団の上で

たくさん泣いて

悔しい思いを経験して

仕事を辞めた過去があります。

 

 

非常勤

わたしのカラダでは

正社員で働くことはできない

 

1年で嫌ってほど実感したので

それからはずっと

非常勤で働いています。

 

 

はじめの頃は

“非常勤でしか働けない自分”

っていう感覚でしか

自分を捉えられませんでした。

 

 

本を買って勉強したのも

研修や学会へ参加したのも

患者さんのためではなく

何もできない自分が

嫌いになりそうだったからです。

 

 

でも自分のために勉強して

自分のために働いていたら

患者さんや職場の人から

温かなことばをもらうようになり

 

たくさんの人に

手を差し伸べられないけれど

目の前にいる人を

大切にしていきたい

 

そういう気持ちに

いつの間にか変わっていきました。

 

 

正社員で働くことが正解じゃない

「みんなと同じ」

という呪縛から解放されたら

 

「わたしはわたしのままでいい」

「置かれた場所で花を咲かせればいい」

 

カラダの弱い自分を

許せるようになりました。

 

 

反対に

この経験があったからこそ

 

「普通」の概念が広くなり

自分を好きでいられる働き方を

探そうと行動することができた

 

と思っています。

 

 

持って生まれたものは変わらない。

活かすも殺すも自分次第。

 

それならわたしは

“わたし”で生まれたことを

誇りに思いたい。

 

 

長い時間を経て

今ではそんな風に考える

わたしがいます。